2019年2月27日水曜日

 日和


日和は天気と同じ意味だけど、天気が天気予報、天気図など科学的な言葉の中で使われやや堅い感じがするが、
日和は昔も今も日ざしの柔らかさと程よい気温を感じさせる優しい言葉です。
「うららかな日和が続いてます」というと、「いい天気が・・」の数倍心が和みます。

「oo日和」という言い方も情緒があります。
「秋日和」はいかにも秋らしい空が澄んだ晴天
「狐日和」は晴れていたと思ったら雨が降る変わりやすい天気

「日和」にはなにかを行うのにちょうどいい天気という意味もあり、
「散歩日和」「海水浴日和」のようにだれでも自由に複合語を作れます。

「日本の大和言葉を美しく話す」より

写真は芝公園 東京タワー

2019年2月23日土曜日

枯木(かれき)

枯木には二つの意味があります。
一つは枯死してしまった木
もう一つは葉落ちたと言う意味で落葉樹について言われる。
具体的に木の名前を付して枯れ柳(かれやなぎ)、枯藤(かれふじ)、枯銀杏(かれいちょう)
と、表現することもあります。

”日本人が大切にしてきた季節の言葉”より


 写真は広尾 有栖川宮記念公園

このブログを検索

ページ