日本の七十二候を楽しむ
ー旧暦がある暮らしー
旧暦は太陽暦と太陰暦を組み合わせた太陰太陽暦のことで、
昔ながらの日本の暮らしの暦です。
旧暦では月日は、月の満ち欠けによる太陰暦で定めてました。
季節は太陽暦の1年を四等分した春夏秋冬のほか、
二十四等分した二十四節気と、
七十二等分した七十二侯という、季節の移ろいまで取り入れられてきました。
二十四節気は立春からはじまり、
春分、夏至、秋分、冬至の四つの時期に春夏秋冬それぞれの盛りを迎え、
大寒で締めくくられて1年となる。
七十二侯は季節それぞれの出来事をそのまま名前にしていて、
農事暦であり年中行事としてなじみが深いものが多い。