「ど派手」という言葉は派手すぎてみっともないという批判を込めた言葉だと思いますが、
最近は自分たちの服装を「ド派手に行こう」などという若者も増えて悪いイメージが薄れているようです。
ほぼ同じ意味で、より激しく、美しい言い方があります。
「目もあや」です。
「目もあや」の「あや」は「綾」、や「彩」から美しい模様を連想するけど、
この「あや」は怪しいの「あや」です。
衣装や飾りがとてもきらびやかで、目の機能がおかしくなってまともに見ることができない。
それほど派手で美しい。
「目もあやな衣装で臨む」
「目もあやに着飾っていた」
と、いうように用いる。
出展 「日本の大和言葉を美しく話す」