2020年7月9日木曜日

言霊の幸わう国(ことだまのさきわうくに)

われわれのご先祖たちは、日本を「言霊の幸わう国」と呼んでました。
言霊が栄えさせている国、ということです。
万葉集では柿本人麻呂の歌が収められています。
 しきしまの大和の国は、
 言霊の幸わう国ぞ、
 ま幸くありこそ

現代文にすると
 この日本の国は、
 言霊、すなわち言葉が持つ霊的な力によって幸せになっている国です。
 これからも平安でありますように


古代の人々は、言葉に霊力が宿ると考える「言霊信仰」をもっており、
美しい心から生まれる正しい言葉は、
その言葉通りの良い結果を実現し、
逆に、乱れた心から生まれる粗暴な言葉は災いをもたらす、と信じていました。


出典  高橋こうじ著 日本の大和言葉を美しく話す
            ー心が通ずる和の」表現


写真はスマホ(AQUOS sense lite SH-M05)

4 件のコメント:

西やん さんのコメント...

いい言葉ですね。
最近は魂の無い言葉が多くて寂しいです。
政治家の言葉なんて紙より薄っぺらだと思います。
丁寧な説明とは、どういう意味で使うんでしょうね。

yuta さんのコメント...

西やんさん おはようございます
「丁寧な説明」という言葉はよく聞きますが、
丁寧な説明を受けたことがありません。 - -;

mariko789 さんのコメント...

このお写真はどちらで撮られたのでしょう。
歴史を感じさせる武士の人形。いかにも日本でござる。
言霊。あるでしょうねぇ~
幸せと平穏を呼ぶような言葉を発しなければ。
あまりに世界に災いが蔓延して、自暴自棄になりそうな昨今、気を付けます!

yuta さんのコメント...

mariko789さん おはようございます
武士の人形は人形町の甘酒屋で撮りました。
私もあるように感じます。
言葉は気をつけて発しないといけませんね。

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